経済協力開発機構(OECD)の21年版調査※1によると、日本人の平均睡眠時間は7時間22分と、加盟国30カ国のうち最下位を記録。さらに、厚生労働省が今年1月に公表したデータ※2によると、睡眠時間が7時間以下の人の合計が67.7%と、日本人は全体的に睡眠不足の傾向があります。
また、米国のシンクタンク「ランド研究所」の調査研究※3 によると、日本人の睡眠不足を原因とした国家レベルの経済的損失は、国民総生産(GDP)の2.92%にあたる1,380億ドル(約15兆円)に達し、このGDP比は調査対象5か国(アメリカ、ドイツ、イギリス、カナダ)の中でも最大です。
※1 「Gender Data Portal 2021」(https://www.oecd.org/gender/data/)
※2 「令和3年度 健康実態調査結果の報告」(https://www.mhlw.go.jp/content/11131500/000904748.pdf)
※3「Why sleep matters — the economic costs of insufficient sleep」(https://www.rand.org/pubs/research_reports/RR1791.html)
これらのデータからも、睡眠の質が各個人のパフォーマンス並びに、企業の業績にも直結しており、対策は急務といえます。
健康経営やアカデミック領域で起きた睡眠にまつわる最新トレンドを交え、2万人以上のビジネスパーソンの睡眠改善をしてきたニューロスペース社と、組織改善をサポートするラフールが、睡眠不調と生産性低下の関係性から紐解く、企業と社員で取り組める睡眠改善の方法をお伝えします。
適正な睡眠(①適正睡眠時間 ②朝型・夜型と呼ばれるクロノタイプ)は人それぞれ異なり、個人差が大きいです。本セミナーでは適正な睡眠時間の見極め方、朝型・夜型のメリット・デメリットなど、具体事例を交えてご紹介します。
第1部 睡眠状態の可視化で生産性UP!企業ができる従業員の不調を改善させる方法/株式会社ラフール
すべての人の生活に切っても切り離せない「睡眠」。ご存じの通り、日本では多くの方がこの睡眠について課題を感じています。当然のことながら、睡眠の状態が不調だと生産性は下がります。これまで睡眠を個人のものとして捉えられる場面が多かったかと思いますが、生産性の低下はもちろん企業の業績に直結するものであり、企業側も無視できない状況にあるのではないでしょうか。
ラフールでは、サーベイを通じてまずは状態を把握することから始められる改善提案をさせていただきます。メンタル不調、睡眠不調、生産性の低下。これらはすべてつながっています。目には見えない実際の状態を数値化することで、生産性を改善できる方法について解説させていただきます。
第2部 2022年の睡眠トレンドの振り返りと睡眠を活用した健康経営施策の実施例/株式会社ニューロスペース
2022年に健康経営やアカデミック領域で起きた最新トレンドのご紹介、そしてメンタル不調予防と生産性向上には睡眠改善が最も効果的である理由についてご説明します。また、2万人以上のビジネスパーソンの睡眠改善をしてきたニューロスペース社に蓄積している豊富な知見をもとに「健康施策を企画しても参加者が集まるか不安」という施策担当者に、弊社ならではの工夫やその不安を解消するポイントなどをご紹介します。
○ タイトル
2万人以上の産業現場の睡眠改善の実績をもつ眠りの専門家から学ぶ
〜メンタル不調予防と生産性向上には睡眠改善が最も効果的な理由と参加人数を増やし健康施策を成功させるポイント〜
○ このような方にオススメ
・従業員の睡眠改善に課題を感じている方
・従業員の睡眠改善でメンタル不調予防や生産性向上を実現したい方
・健康施策の取り組みで困っている方
・健康管理を担当している人事の方
・健康経営を推進する担当者の方
○ 日時 2023年1月24日(火)13:00~14:00
○ 会場 オンラインでのセミナーとなります。
お手元にPCのある環境であればどこでも可能です。
○ 参加費 無料
○ お申込み方法
専用フォームご登録のうえ、ご参加ください。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。