メンタルヘルス対策にも、施策の検証にもなくてはならない「ラフールサーベイ」
バリオセキュア株式会社
- 導入の背景
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- 忖度ない声を拾うため、匿名で社員の本音を集めたかった
- 匿名性で安心して社員が回答できるサーベイを探していた
- ひとつのツールで包括的に調査ができ、費用対効果が良さそうだった
- 気付き・変化
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- 全社会議でサーベイ結果、改善策を共有することで、回答率が上がった
- コンサルティングサービスの利用で、新たな視点での施策ができるようになった
- 社員のセルフケアの意識が高まった
バリオセキュア株式会社さまは、企業のネットワークの「安心・快適」を提供するインターネットセキュリティ企業で、2020年11月に東証二部に上場されました。独自のビジネスモデルが評価され、2014年にグッドデザイン賞を受賞されています。
社員のストレスケアやエンゲージメントを高める施策を進めるなか、「ラフールサーベイ」を積極的に活用されている同社の伊藤さま、宮原さまに導入の経緯から活用方法、今後の展望などをお聞かせいただきました。
忖度ない声を拾うため、匿名で社員の本音を集めたい
貴社の事業内容を教えてください
中小企業を中心としたお客様に対して、ネットワークを安心、快適にご利用いただくためのセキュリティサービスを提供しております。主な事業としましては大きく二つあり、マネージドセキュリティサービスとインテグレーションサービスです。
インテグレーションサービスは、中小企業向けのセキュリティ機器の販売。マネージドセキュリティサービスは、自社開発のVSRを活用し、運用から保守まで全てお任せいただくといったようなサービスを提供している、弊社の中心事業になります。
「ラフールサーベイ」導入のきっかけを教えてください
当社の社長は、社員とのランチ会を企画するなど、普段から社員の声を非常に大切にしています。あるとき、「社員と面と向かって話すと、本音を引き出すのが難しい。もっと社員の本音を吸い上げる方法はないか」と、相談がありました。
それを受けて、さまざまなサービスをリサーチした結果、最も当社の希望と合致したのが「ラフールサーベイ」です。
ストレスチェック、ES調査、エンゲージメント調査など、ひとつのツールで包括的な調査が可能な上、リーズナブルである点も。そして我々にとって一番の決め手は、匿名性です。「忖度のない本音を集めるためには、匿名性のものがいい」「安心して取り組めるもののほうが継続性がある」と判断し、「ラフールサーベイ」を選びました。
プロの分析に基づく客観的なアドバイスで、新たな発見も
「ラフールサーベイ」の活用方法をお聞かせください
サーベイの回答率が90%を超えていることは一定の成果だと感じています。答えやすい土壌を築けたことが要因だと思っており、毎月の全社会議でサーベイ結果を社員に共有していますし、ラフールさんにご紹介いただいた『電話相談サービス』の周知もしっかりと行っています。社員のために会社がしっかりと施策をうっている、ケアしているという姿勢を見せていることが、高い回答率につながっているのだと推測します。
そして、本部長が自部門の社員に対して、きちんと回答するよう促しています。これが非常に大きいといえますね。社員もみな、自分たちの意見で少しでも会社を良くしようと、前向きに捉えているのだと思います。
人事と全本部長で、毎週人事に関するミーティングを行い、その中で毎月の「ショートサーベイ」の結果を報告していますし、より包括的に調査する「ディープサーベイ」に関しては、結果をさらに分析して社長と本部長にフィードバックしています。その結果、本部長のサーベイに対する理解が深まり、協力的に動いてくれているのではないかと思います。
分析するにあたって、私たちはラフールさんの「フィードバックコンサルティングサービス」を利用しています。自分たちで読み解く結果とはまた別の、新たな視点でアドバイスをいただくことができるため、施策を考えるうえでも非常にありがたいものとなっています。
社員だからこそ分かることもありますが、主観的になってしまい、自分たちの解釈が正しいのか分からない時があります。そんな時プロの分析に基づく客観的なアドバイスはとても参考になります。視野が広がり、気付きが生まれ、軌道修正のきっかけになることもあります。
「ラフールサーベイ」をご利用してみていかがですか?
いま、在宅勤務を推進しているがゆえに、社員のメンタルやフィジカルに影響が出てきており、これがひとつの課題となっています。会社としても、コミュニケーション不足を解消のために、ノウハウを共有する場を作るなど、ようやく実施に向けて動いている段階です。
また、「ラフールサーベイ」では、回答者が自身の結果を閲覧でき、アドバイスコメントや課題に対してのリコメンド動画などが提供されるようになったため、社員の自己認知、セルフケアの意識が高まっていると感じています。
「ラフールサーベイ」内のコンテンツにあるマインドフルネスやオフィスでできるストレッチなどのセルフケア動画を周知したところ「こういうことをすればいいんだ」「ヨガのような動きをするだけで、気分や身体もスッキリするね」といった声が出はじめました。
サーベイ実施をした後の対策を社内で一から考えるのは大変ですし、時間がかかります。ラフールさんは付帯サービスやオプションサービスが充実しており、課題に合わせて対策メニューを利用でき助かっています。結果に対しての施策をうつスピードが上がりますし、従業員の満足度も上がっていくのではないかと思っています。今後もどんどん対策メニューを増やしていただけるとありがたいですね。
― 「ラフールサーベイ」を活用し、どのような組織にしていきたいとお考えですか?
当社は、現在リモートワークの実施率が約7割となり、人材の多様性も年々増してきています。今後さらにフレキシビリティを高め、いろいろな働き方を検討し、優秀な人材に長く働いてもらえる会社にしたいと考えています。
これから入社いただく方々にも、「バリオセキュアに入ったらこんな働き方ができるんだ」「職場環境がいいよね」と思っていただけるような、魅力的な会社でありたい。そのためにも、健康経営をさらに推進していく必要性を感じています。今後は、ワークライフバランスや快適な職場環境、健康管理レベルの向上を意識したさまざまな施策を行い、「ラフールサーベイ」の結果を見て確認する、そうといった活用を進めていきたいと考えています。