組織改善を行うために、まずは人事指標の可視化を

導入事例
導入の背景
  • ストレスチェックとあわせて、従業員満足度調査を図りたかった
  • 費用対効果、機能の使いやすさに魅力を感じた
気付き・変化
  • 包括的に調査ができ、分析が詳細でわかりやすい
  • 社員の回答を結果を経営に反映
  • 課題の要因まで把握できるため、対策を施しやすくなった

「人と育てて産業をつくる」をミッションにインターネットに関わるサービスを提供している株式会社LOWCALさま。東京、福岡に拠点をおき、システム開発、インフラ構築、 WEB制作、ゲーム開発の4つの事業を展開しておられます。人事部主任 相川裕貴さまに、「ラフールサーベイ」導入の経緯や決め手、今後の活用についてお話を伺いました。

機能の充実さと費用対効果が決め手に

 「ラフールサーベイ」導入の経緯を教えてください

以前から、社員の満足度を調査しようと思ってもアンケートやインタビューだけでは取りきれず、何か数値化できるサービスがないか探していました。

その中で「ラフールサーベイ」を選んだ理由は、包括的に調査ができるサーベイの項目数と分析力、管理がしやすく見やすいUI、加えてリーズナブルな金額面です。

大企業が使うような大きなサービスは費用負担も重く、中小企業ではなかなか手が出せません。その点「ラフールサーベイ」は使いたい機能が揃っており、かつとてもリーズナブル。今回サーベイ導入に加えて、産業医もご紹介いただき、2つのサービスを予算内で導入することができました。

また、2種類あるサーベイうちの「ラフールサーベイ」は厚労省の準拠しているストレスチェックを兼ねていることもあり、費用対効果という意味でもよかったと思っています。

人事部主任 相川裕貴 さま

まずは社員の回答を習慣づけ、数値化することが重要

実際に「ラフールサーベイ」をご利用されてみていかがですか?

まずは求めていた人事指標を数値化ができたことが非常に良かったです。「ラフールサーベイ」の結果に関しては私が閲覧し、気になる点を各部に共有します。リーダーなどに「部署にこういう人がいるようだから、より目を配って」と話をするようなイメージで使用しています。

エンジニアはふわっとした話が嫌いな人間が多く、根拠を知りたがる傾向があります。そういう意味では「数字としてこういうふうに出ているから、こう改善していくべき」というように、私から話をしやすくなりましたね。

また、メンタル、フィジカル、エンゲージメント、仕事内容、衛生要因といった分析が詳細にできる点がとてもいいです。

例えばメンタル面に負担がある場合「働く長さに問題があるのか」「家庭との両立ができていないのか」など数値が低くなっている部分の具体的な要因を把握できるので、どのような対策を施せばよいかの立案がしやすいです。

そして、サービスを活用するために、まずは会社の業務として行うという意識付けをし、しっかり回答していただくことを優先しています。将来的に「ラフールサーベイ」を社員にしっかりと認知いただけた時に「この結果は会社に反映されるんだ」という実感を持ってもらう。そういう順番だと考えています。

そのため、サーベイを回答してもらう旨を全社に向けてアナウンスをし、回答していない社員がいた場合や終了間際にはリマインドをする。「相川さんから周知がきたから、やらなくちゃ」と思ってもらえるように、普段からの信頼関係を大切にし、より強固にしていきたいポイントですね。

サーベイを活用して、社員の声、状態を定的に拾う

 働き方において、なにか課題に感じることはありますか?

今はクライアント先の常駐を含めて7割から8割がリモートで仕事をしています。職場にいるときとは違い、ちょっとした雑談というものもなくなって、ビジネスライクになりましたね。今は仕事以外の部分を知ってもらうために、自分から「ちょっと疲れたから仕事以外の話をしませんか」というような形で切りださないといけない。コミュニケーションを取るにも苦労を感じています。

本当はみんな思いのほかコミュニケーション好きな人が多いんですよ。なので、Webの飲み会を定期的に開いたり、集まってワイワイしたい人たちのためにイベントを考えたりして、コミュニケーションを取りたい人が取れない状況をなんとか打破したいですね。

その他、なにか社内で意識されていることはありますか?

社会で過重労働の問題が取り上げられて以降、日本でも意識が上がったと思います。国が働き方改革を呼びかけたことが大きなきっかけにもなって、業界全体として残業も減ってきました。

それでも、クライアント先で残業が多くなっていないかは社員にしっかりと確認します。問題があればクライアント企業にも是正していくなど、一般的なことをコツコツとしっかりやっていくことが大切ですね。オンラインでは体調もわかりにくいですから、サーベイの数値もしっかり見ていきたいです。

「ラフールサーベイ」のスコアを高め、社外へのアピールにも繋げたい

今後どのように「ラフールサーベイ」を活用していきたいとお考えですか?

数値が低い部分については、業界ならではの部分や、リモートワークによる問題も絡んでいます。また、働き方や労働時間に問題があるのか、それとも家庭との両立ができていないのか、詳しく分析して対策を打っていくことも必要です。

メンタル面での問題が出てきたら、産業医の力も借りながら、丁寧に一つひとつ解消していきたい。そして、サーベイで出てくる平均偏差値50という数字を、すべての項目で超えることを目標にしたいですね。そうすることで、より採用活動や社会へのアピールに繋がるものと考えています。

今は、福利厚生についてもまだまだ見直している段階です。社員の不安をしっかりと解消できるよう今後の福利厚生を考えるためのツールとしても、「ラフールサーベイ」を活用していきたいです。

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