事業成長を見据えた組織状態を把握する必要性
株式会社CINC
- 導入の背景
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- ストレスチェックだけでなく、メンタルやフィジカルの状態、要因が可視化できる
- 組織状態を可視化し、全社視点で対策をしていきたいと感じていた
- マネジメント育成にデータに基づいた改善をしたいと考えていた
- 気付き・変化
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- 「組織への信頼」のスコアが高く、経営と認識統一ができてきた
- 課題の要因まで把握できるようになり、対策を打ちやすくなった
株式会社CINC様は2014年4月に設立されました。「マーケティングソリューションで日本を代表する会社を創る」という想いのもと、ソリューション事業、アナリティクス事業、コンテンツ事業を展開しております。
多角的に組織状態を把握できることが魅力
普段行なっている業務を教えてください
私は人事広報グループのマネージャーをしています。具体的には人事業務全般である「採用」「教育」「人事考課」「規則規程」「人事制度の管理・見直し」「労務」や広報業務として社内外への情報発信やリリースの管理を行っています。
更に、社員が企業のビジョン・ミッション・バリューに前向きに取り組める風土を作るために、授賞式や全社合宿などの社内イベントの企画・運営も行っています。CINCには自ら成長していきたいと、真剣に考える社員が多いため、その成長と企業の成長をピタッとはめていけるような土壌を作っていく仕事をしていきたいと考えています。
「ラフールサーベイ」を導入しようと思った理由を教えてください
導入当時は社員数が50名に届きそうな頃で、ストレスチェックの導入をしなければいけないフェーズにありました。その時、検討している中の1つが「ラフールサーベイ」でした。検討している中でも「ラフールサーベイ」は、ストレスチェック機能だけでなくメンタルやフィジカルの状態も可視化できるので非常に魅力的に感じていました。
企業規模が日に日に拡大していくので組織や社員の状態を数値で可視化したいと思っていました。なぜなら、組織が拡大する中で国が義務化しているストレスチェックで高ストレス者を特定するだけでなく、同時に組織や社員全員の健康状態を可視化し全社視点で打ち手を打っていく必要があると考えていたからです。
「ラフールサーベイ」はストレスチェックを基盤としていて、社員のフィジカルやメンタルの状態を数値化することができるので、コンディションのような実業務のパフォーマンスにダイレクトに影響を与えるような項目について的確に打ち手を打てるようになるのではないかと考えました。
更に、そうした打ち手を先んじて行うことで、結果として、高ストレス者を出さないようなアプローチも取れるようになるのではないかと考えたため、ラフールサーベイを非常に魅力的に感じました。
マネジメント育成に定量的なデータを活用したい
「ラフールサーベイ」を導入する前はどのような課題感をお持ちでしたか?
組織が急拡大していたため課題感はミドルマネジメントの育成にあると感じていました。急速に事業を成長させている中で、チーフやリーダーをメンバーから抜擢していったため、経験の浅いメンバーがマネジメントをするといった状態になることが予想されました。
プレイヤーもやりながら、慣れていないマネジメントを行うという状況で、なかなか一筋縄にいかず、チーフやリーダーもマネジメントをされる側も課題を消化しきれない部分があるのではないかと考えていました。
そうした中で、組織状態の把握を社員からの報告だけに頼るのではなく、きちんとツールを使って可視化していきたいと考えていました。
「ラフールサーベイ」を実際に利用してみての率直な感想を教えてください
社員の状態が数値として見えるようになったことで、想定通りの結果もあれば、想定外の結果もありました。
例えば、想定通りで言えば、普段から「イノベーションを起こすためにはたくさんの失敗をしよう」と発信しているため、「失敗を認める職場」に対するスコアが高かったり、一方で想定外だったのが、厳しい結果がでると思っていたミドルマネジメントについては「上司に対する信頼がかなり高い」という結果が出てきていて、サーベイを実施したことで、導入する前の課題感はすぐに解消されてしまいました(笑)
今後「ラフールサーベイ」の回答結果を今後どのように活用していきたいですか?
意識しなければいけないと思うのは、社員個人のメンタルやフィジカル状態に対する適切な対応です。
例えば、導入以前は「目が疲れる」「首筋や肩がこる」といった情報を定量的に吸い上げることができなかったので個人差のレベルなのか全体的な状態なのか把握することが困難でした。メンタル・フィジカルの状態に関しては会社が介入できる事と出来ない事があると思いますが、会社が介入できるところに対しては、1人1人の社員に寄り添っていきたいと思います。
弊社はミッションの一つに「プロフェッショナル集団の形成」を掲げています。
今まで経験していない状況に対してチャレンジしたいというようなマインドを持つ社員が多いので、「単純に仕事に対するストレスが高いなら仕事量を減らす」といった改善だけでなく、一人一人が気持ち良く且つ前向きにチャレンジができる環境を会社として用意することで前向きな成長を支援していきたいとと思っております。弊社にあった施策を行っていけるように「ラフールサーベイ」を上手く活用していきたいと思います。