クリフトンストレングス(ストレングス・ファインダー)とは?何が分かる?活用方法は?

才能の文字

クリフトンストレングス(ストレングス・ファインダー)というツールをご存知でしょうか?
これは世界的に有名な才能診断ツールで、自分の持っている才能を知ることができます。自分は何が得意なのかが分かれば、自分の強みを活かして働くことができます。

ここでは、クリフトンストレングス(ストレングス・ファインダー)について、どういったツールなのかということや、その活用方法を説明しています。

クリフトンストレングス(ストレングス・ファインダー)とは

クリフトンストレングス(ストレングス・ファインダー)とは、アメリカのコンサルティング会社Gallupのオンライン才能診断ツールです。以前の名称はストレングス・ファインダーでしたが、現在はクリフトンストレングスとなっており、内容は同じものとなります。

クリフトンストレングス(ストレングス・ファインダー)は、Gallup社の元会長であるドン・クリフトンが開発しました。ドン・クリフトンは「ポジティブ心理学の祖父」「強みの心理学の父」として知られており、全米心理学会からその功績を認められている人物です。ドン・クリフトンは、「人がうまくできないことではなく、うまくできることを研究したら、何が起きるだろうか?」と考え、クリフトンストレングス(ストレングス・ファインダー)の開発に至ったそうです。

クリフトンストレングス(ストレングス・ファインダー)は、Web上で177個の質問に答えることで、自分の強みを分析できるようになっています。2023年現在、3000万人以上もの人が受けているようです。

クリフトンストレングス(ストレングス・ファインダー)で分かること

自分の才能が導き出される

才能とは、「自然に繰り返される思考、感情、行動のパターンである」とクリフトンは定義しています。そして、才能は生まれながら持った自然な能力であり、人はその能力を生産的に応用していくことができる、とクリフトンは考えているのです。

しかし、これらの才能は持っているだけでは強みにはなりません。才能を強みとするには、才能へ投資することが必要となります。才能への投資とは、才能を活用する練習をし、才能に知識やスキルを足し合わせるということを意味します。

ドン・クリフトンはこの考えを次の公式に表しました。

才能 × 投資 = 強み

才能は、使い方次第で長所にも短所にもなります。うまく投資する(活かす)ことが大事なのです。

4つの領域と34の資質

ドン・クリフトンは、世界的な成功者たちの才能を数十年も調査・分析しました。その中で共通した才能をまとめていき、最終的に、才能を34の資質に、34の資質を4つの領域に分類しました。ここでは、各領域の説明とその領域に含まれる資質を説明します。

戦略的思考力の領域

戦略的思考力とは、情報や状況を理解し、考え、分析する力のことです。

この領域の資質があると、さまざまな状況下で、より良い決断ができ、より良い成果を得ることに役立ちます。また、この領域の資質が高い人は、チームが成功するにはどうするべきかを戦略的に考えることができるため、チームが高いパフォーマンスを発揮するために重要な人材となります。

  • 分析思考:物事の理由や原因について全ての可能性を考慮して分析できる
  • 原点思考:物事の背景を調べ、経緯を知ることで物事を理解できる
  • 未来志向:未来について考え、未来に何ができるかを想像することができる
  • 着想:見た目には共通点のない現象に関連性やつながりを見出し、新しいアイデアを考えることができる
  • 収集心:情報やアイデア、人工物、人間関係について収集することができる
  • 内省:知的なことが好きで、自身を振り返ることができる
  • 学習欲:学習意欲が高く、常に向上を望むことができる
  • 戦略性:問題を理解し代替案を考えることができる

人間関係構築力の領域

人間関係構築力とは、強固な人間関係を築き、育むことができる力のことです。

この領域の資質が高い人は、チームを団結させ、成果を上げることができます。チームのまとめ役として、重要な人材となります。

  • 適応性:今に注目し、物事を起こるがままに受け入れることができる
  • 運命思考:あらゆる人や物事は互いに結び付いていると考えることができる
  • 成長促進:他者の可能性を見つけ、成長させることができる
  • 共感性:相手の状況を自分のことのように考え、相手の感情を察することができる
  • 調和性:意見の衝突を避け、合意できる領域を求めることができる
  • 包含:相手を受け入れることができ、疎外感を感じている人に気づいて輪に入れようとすることができる
  • 個別化:人のユニークな個性に興味があり、異なるタイプの人をまとめることができる
  • ポジティブ:情熱的で、他人にエネルギーを与えることができる
  • 親密性:人と親密な関係を築くことができる

影響力の領域

影響力とは、他人に影響を与える力のことです。

この領域の資質が高いと、他人に自分の主張を伝えることができるため、リーダに向いています。チームを目標達成へと導くことができる、重要な人材となります。

  • 活発性:アイデアをすぐに実行することができる
  • 指令性:存在感があり、状況の主導権を握り、決断を下すことができる
  • コミュニケーション:自分の考えを言葉にするのが得意で、印象的に説明することができる
  • 競争性:自分と他人を比較し、勝つために努力ができる
  • 最上志向:強みに着目し、さらに優れたものにしようとする
  • 自己確信:自身の能力と判断力に自信を持って行動することができる
  • 自我:自分の影響力の大きさを重視して行動する
  • 社交性:初対面の人とでも打ち解けて親しくなることができる

実行力の領域

実行力とは、物事を実現させる力のことです。この領域の資質が高い人は、努力し、目標を達成することができます。チームの目標達成までやり遂げることができる重要な人材となります。

  • 達成欲:スタミナがあり、旺盛に仕事に取り組むことができる
  • アレンジ:全ての要素と資源をどのように組み合わせたら、生産性を最大限に高めることができるかを考えることができる
  • 信念:自分の核となる確固たる価値観を持っている
  • 公平性:あらゆる人を平等に扱うことができる
  • 慎重さ:リスクを考え、慎重に決定や選択を行うことができる
  • 規律性:秩序立てて物事を考えることができる
  • 目標志向:目標を定め、目標に向かって適宜修正しつつ進んでいくことができる
  • 責任感:責任意識を持ち、正直さや忠実さを大切にする
  • 回復志向:何が問題なのかを探り当て、解決することができる

クリフトンストレングス(ストレングス・ファインダー)を受けるメリット

強みの文字

クリフトンストレングス(ストレングス・ファインダー)を受けるメリットをいくつか紹介します。

自分の強みを知ることができる

クリフトンストレングス(ストレングス・ファインダー)では、自分の才能が4つの領域と34の資質に分類されるため、自分にはどんな才能があるのか知ることができます。また、才能が分かることで、その才能を自分の強みとして活かしていくには、どんな知識やスキルが必要で、どのように才能を使うべきなのかなど、戦略を立てることもできます。

自分に向いている働き方が分かる

クリフトンストレングス(ストレングス・ファインダー)では、自分の才能、つまり自分が自然に繰り返している思考、感情、行動のパターンを知ることができます。自分がどんな人間なのかが分かることで、現在の環境が自分に合っているのか、自分の才能を活かせているのかどうかを確認することができます。自分の才能を活かせる仕事はどういったものなのかを考えるきっかけとなるでしょう。

自己肯定感が向上する

クリフトンストレングス(ストレングス・ファインダー)の分析結果を用いれば、自分の才能を客観的に見ることができます。自分を客観視することは、自己肯定感の向上につながります。自分の才能が分かれば、自分の可能性に気づくことができ、自己を肯定的に捉えることができるようになるでしょう。

生産性が向上する

自分の才能を知ることは仕事のモチベーション維持につながるとともに、才能を活かすことで仕事のパフォーマンスが上がり、生産性の向上につながります。Gallup社によると、自身の強みを知り、それを活用している人は、仕事にエンゲージしている確率が6倍高く、役割における生産性が7.8%高く、生活の質が高くなる可能性が3倍であるそうです。

他者への理解につながる

企業内でクリフトンストレングス(ストレングス・ファインダー)を行うと、チームのメンバーの才能を知ることができ、自分と違う資質を持った他者への理解にもつながります。他者への理解が深まると、チームで各メンバーの才能を活かした仕事ができ、高いパフォーマンスを発揮できるようになります。

クリフトンストレングス(ストレングス・ファインダー)の活用

クリフトンストレングス(ストレングス・ファインダー)の結果はどのように活用できるのかを説明します。

転職活動で資質を適切にアピールできる

自分にどんな資質があるのか分かれば、転職活動において書類選考や面接時の強みとしてアピールすることができます。クリフトンストレングス(ストレングス・ファインダー)は、自分を客観的に見ることができるツールであり、自分で気づいていない資質も知ることができるため、過去の経験などと合わせることで、説得力のある内容でアピールができるでしょう。

自分の弱点を知ることで悪い結果を防ぐことができる

クリフトンストレングス(ストレングス・ファインダー)で自分の資質として結果に出なかった項目は、自分の苦手な部分ということになります。自分の弱点が分かれば、自分が苦手とする状況になった時に、どのように行動すべきか予め考えておくことがきます。自分の弱点を知ることで、状況が悪い方向に行かないように防ぐことができるのです。

自身のキャリアプランの明確化に役立つ

自分がどんなことが得意なのか知ることは、自分らしくパフォーマンスするにはどうすれば良いかを考える足掛かりとなります。自分らしさが分かれば、今後自分がどういった分野に行きたいか、どんなスキルを獲得すべきかなどの方向性が分かるとともに、自分のキャリアプランをより明確に考えることができるようになります。

クリフトンストレングス(ストレングス・ファインダー)の受け方

クリフトンストレングス(ストレングス・ファインダー)を受ける方法は3つあります。それぞれについて説明していきます。

アクセスコード付きの書籍を購入して受ける

アクセスコード付きの書籍を購入すれば、そのアクセスコードを用いて受けることができます。対象の書籍は以下の2冊です。

トム・ラス『さあ、才能に目覚めよう 新版』(日本経済新聞出版)

トム・ラスほか『ストレングス・リーダーシップ』(日本経済新聞出版)

注意点として、アクセスコードは一度しか使えませんので、中古書籍では使用できません。また、書籍のアクセスコードで分かるのは、トップ5の資質のみ分かります。そのため、全ての資質を知りたい場合は、アップグレードが必要となります。

Gallup社のサイトでアクセスコードを購入して受ける

Gallup社のサイトで、アクセスコードを購入して受けるこができます。アクセスコードには3種類あり、購入するアクセスコードによって知ることができる資質の数が異なります。

クリフトンストレングスの上位資質(トップ5)2,340円

トップ5の資質だけを知ることができます。

クリフトンストレングス34  5,850円

34資質すべての順位を知ることができます。

クリフトンストレングス34アップグレード 4,680円

トップ5の結果のみ見ることができる6~34の順位を知ることができる

アプリで受ける

アプリをインストールして受けることもできます。iPhone、Android両方に対応しており、アプリストアからダウンロードすることができます。診断を受ける時には、クレジットカードを登録して購入する必要があります。

まとめ

今回は、才能分析ツールであるクリフトンストレングス(ストレングス・ファインダー)について説明しました。自己分析で自分の長所と短所について考えた経験はあるでしょうが、自分の長所だけについて考えたことはあまりないのではないでしょうか。自分の強みについて知ることで、仕事の可能性は広がります。一度自分の強みについて考えてみてください。

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