ファスティングとは絶食や断食のことですが、ファスティングをあまりよく知らずに行ってしまうと体調を崩してしまったりリバウンドを引き起こしてしまうこともあります。そこで今回はファスティング初心者さん必見!ファスティングの基礎知識や始めやすい実践方法、おすすめのレシピまで管理栄養士が解説・紹介します。ファスティングを成功させてQOLを上げましょう!
ファスティングとは?
ファスティングというと絶食や断食をイメージする方が多いと思います。ですが、全ての食事をしないというわけではありません。現在のファスティングは固形物は食べないものの、酵素ドリンクや青汁、ジュースなどで栄養補給をするやり方が主流になってきています。ファスティング初心者がやりやすいやり方もあるので、自分に合ったファスティング方法を行うようにしましょう。ファスティングを行うと倦怠感や集中力の低下、頭痛など体調に変化が現れる方がいます。これは好転反応といって、ファスティング初心者や普段食生活が乱れている方などに多くみられる現象です。ファスティングを初めて行う際は専門家に相談しながら行うのがいいでしょう。
ファスティングの効果
デトックス効果
ファスティングを行うと身体中の毒素が排出されます。加工食品に含まれている添加物や環境中の排気ガスなど、見えないところでさまざまなものを身体に吸収しています。これらの毒素をデトックスしてくれるため、美肌や体調改善、集中力が上がるなどの効果が期待できます。
腸内環境改善
ファスティングによって腸内環境が改善する効果も期待できます。これは腸がキレイになるからといわれています。
内臓機能の向上
普段私たちが食事を行うとき、消化・分解・吸収・排泄などのはたらきを内臓が担っています。ファスティングによって内臓を休ませることができるため、内臓機能を高める効果が期待できます。
味覚の変化
食品にはさまざまな添加物が含まれているものがあり、何気なく食べているうちに、味覚や嗅覚が鈍ってきてしまいます。ファスティングを行うことによって、本来の味覚や嗅覚を取り戻すことができるのです。
初心者のためのファスティングの実践方法
ファスティングには半日・1日・3日など短期間で行えるものもあります。今回は初心者向けの半日で行えるファスティング方法を紹介します!
半日ファスティング
半日ファスティングとは朝食や夕食だけといった1食を抜いて行う方法。仕事や育児などが忙しい方でも取り組むことができるやり方です。このファスティング方法は、朝食または夕食時に固形物を食べずに水分だけを飲むだけの至ってシンプルなやり方です。ポイントは18時間以上胃腸を休める時間を作ること。そして1日で500ml~2L程度の水分を摂ることです。辛い方は抜く食事を酵素ジュースや青汁などに置き換えましょう
おすすめドリンク・準備食・回復食レシピ
【ビタミン補給・飲みやすい】おうち青汁
https://oceans-nadia.com/user/64286/recipe/426120
出典:Nadia
青汁も手作りしてしまいましょう。材料もシンプルでミキサーがあれば手軽に作れるのも魅力です。オレンジで割っているので苦手な方でも飲みやすくなっています。
りんごとにんじんの酵素ドリンク
https://oceans-nadia.com/user/11808/recipe/124305
出典:Nadia
無農薬のりんごとにんじんを使って内臓に負担をかけない酵素ドリンクです。砂糖はなしがおすすめですが、飲みづらい場合は加えてもOK。濃厚な食材本来の味を楽しむことができます。
断食 準備食 回復食 豆乳スープ
https://cookpad.com/recipe/4539768
出典:cookpad
ファスティング前後は軽めの食事で徐々に身体を慣らしていってあげるのが鉄則です。こちらはやさしい豆乳スープのレシピになっています。
レンズ豆のスープ
https://erecipe.woman.excite.co.jp/detail/59ae7ac95ec161f202d8ea6bc249a7f0.html
出典:E・レシピ
準備食や回復食は「まごわやさしい」を意識するのがポイント。優しいレンズ豆の味わいとたっぷり野菜の栄養素をいただくことができるスープでファスティングを乗り切りましょう。
気軽にできるファスティングでQOLをあげて毎日を健やかに過ごしましょう。