健康的なフードとして人気があるオートミール。いまさら聞けないオートミールとは何か、栄養価はあるのか気になる方もまだまだ多いはず。今回はオートミールのことを管理栄養士が詳しく解説していきます。活用方法とおすすめレシピをたくさん紹介していきますよ!
オートミールとは?
オートミールについて
オートミールとは、オーツ麦(燕麦)を調理しやすく加工した食品です。オートミール自体にはあまりクセがないので食べやすく、アレンジが効きやすいのです。そのため自分の好みに合わせて調理することができます!
オートミールの栄養価や効能
食物繊維
オートミールには便秘改善や腸内環境改善が期待できる食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維は2種類に分けることができます。便を柔らかくするはたらきを持つ水溶性食物繊維と、腸のぜん動運動を促すはたらきをもつ不溶性食物繊維です。オートミールには、これら2種類の食物繊維がバランスよく含まれています。
低GI食品
GI値(グリセミック・インデックス)とは、食後の血糖値の上がり方を数値化したものです。GI値が高いほど血糖値が急激に上昇し、低いほど血糖値の上昇が緩やかであることを示しています。GI値の高い精白米や食パンなどと比べてみると、オートミールはGI値が低く、血糖値の上昇が緩やかな食品です。低GI食品であるオートミールは身体への負担が少なく、脂肪を蓄えにくい食品といわれています。
オートミールの種類
ここではオートミールを4種類に分けて紹介します。
オートグローツ
オートグローツは日本ではあまり見られないタイプです。オートグローツとは、オーツ麦のもみ殻を取り除いただけのもので、ホールオーツともよばれています。
ロールドオーツ
ロールドオーツは、オートグローツを蒸してからローラーで平らに押し乾燥させたものです。一度加熱はされていますが、食べるときには牛乳や水などでふやかし煮てからにしましょう。噛み応えがあり、さまざまな料理に使いやすいです。
クイックオーツ
クイックオーツとは、ロールドオーツを細かく砕いたものをいいます。ロールドオーツと比べると水分も吸収しやすく、短時間で調理ができるので扱いやすいです。離乳食として使われることも多いです。
インスタントオーツ
ロールドオーツを加工して味付けされたものをインスタントオーツといいます。時間がない方や調理に自信がない方はインスタントオーツがおすすめ。調理済みなのでシリアルのようにヨーグルトや牛乳・豆乳と混ぜてすぐ食べることができますよ。
おすすめレシピ6選
食物繊維ばくだん 腸活丼
https://oceans-nadia.com/user/562261/recipe/433584
出典:Nadia
料理が苦手・・という方でも簡単に作れる腸活丼です。食物繊維もタンパク質もたっぷり摂ることができます。ポイントは豆腐の水気をしっかり取り除くこと。満腹になる一品です。
焼き鮭のオートミールおにぎらず
https://erecipe.woman.excite.co.jp/detail/44a4ecabc5bcefa1a20bbf15d7a75436.html
出典:E・レシピ
ロールドオーツを使った満腹になるおにぎらずはいかが?お弁当に入れても華やかで喜ばれる一品になっています。
簡単!ザクザク食感♪オートミールナゲット
https://oceans-nadia.com/user/85621/recipe/432786
出典:Nadia
材料を混ぜて揚げるだけで、ザクザクとした食感がたまらないナゲットが簡単に出来てしまいます。油が気になる方は揚げ焼きにしても美味しくいただけます。
オートミールでモチモチ♪キムチチヂミ
https://oceans-nadia.com/user/90062/recipe/432316
出典:Nadia
クイックオーツを使ったモチモチなチヂミのレシピです。ピリッとしたキムチとの相性も抜群で、お酒との相性も抜群です。罪悪感なく食べれますね。
雑穀とチョコチップのノンオイルクッキー
https://www.bob-an.com/recipes/70825.html
出典:Bob&Angie
ノンオイルで作るクッキーはとてもヘルシーです。さらに食べ応えもあるので満足感もあるおやつです。ダイエット中だけど甘いものを食べたい時におすすめです。
オートミールバナナマフィン
https://erecipe.woman.excite.co.jp/detail/314f4763182b534066d6e53c564f10a7.html
出典:E・レシピ
たまにはおやつも手作りしてみませんか?誰かにプレゼントしても喜ばれるはず。このマフィンにはバナナも入っているので腹持ちもいいですよ。
オートミールが浸透してきている最近では、さまざまなレシピがいっぱいあります。手軽に取り入れやすい健康食品、オートミールを使って腸内環境を改善しましょう。