セルフケア

家族がうるさくて集中できない!テレワークの悩み解消法4選

お子さんが走り回る中でのテレワーク生活となり、仕事に集中できずに悩んでいませんか?家族がいる中での仕事は、うまくいかないことだらけで悩む方も多いものです。そこで、家族連れのテレワーカー向けに、悩みを解消させる4つの方法を紹介します。

家族と別の部屋で仕事をする

1つ目は「家族と別の部屋で仕事をする」ことです。料理や洗濯などをしているリビングでの仕事は、家事をする家族に邪険に扱われるかもしれません。

専業主婦や家事をする側からすれば、家事が1つのタスクであり、仕事でもあります。小さなお子さんがいれば、時間ごとの食事作り、大量の洗濯と何度も干さなくてはならない衣類の山で、多くのタスクに追われている状況でしょう。

お子さんがいない家庭で夫婦共働きのケースも、洗濯や買い出し、料理や片付けなどは誰かがしないと溜まる一方です。結果、家事をする人のそばで、無配慮に仕事をすれば、家事の進行に支障をきたすため、夫婦喧嘩に発展するケースもあるでしょう。

可能な限り、夫婦ともに別の部屋でお仕事をするのをおすすめします。たとえば「1人が仕事部屋で仕事をし、もう1人がリビングで仕事をする」などです。

とはいえ、部屋の数が少ないこともあるでしょう。その場合には「1人がリビングで、もう1人が寝室で仕事をする」「1人が寝室兼リビングで仕事をし、1人が浴槽で仕事をする」など、工夫を凝らしてみましょう。

同じ部屋で仕事をすることで、キーボードを打つ音や打ち合わせの声などでイライラするくらいなら、部屋を分けたほうが吉です。多少仕事がしづらいなどの不便さがあったとしても、ストレスを減らせます。

キャーキャー騒ぎ声はヘッドセットで遮断

2つ目は「ヘッドセットをする」ことです。夫婦のみ、大人のみの家庭なら、タイピング音や打ち合わせの声などの声が聞こえてくるだけです。

しかし、小さなお子さんがいる家庭では、ふいに叫び声や鳴き声などが聞こえてきて、まったくテレワークがはかどらないこともあるでしょう。

なるべくヘッドセットを使用し、仕事をしましょう。騒ぎ声が聞こえづらくなります。さらに、ヒーリングミュージックなどの落ち着く音楽を流すことで、外部の音が気にならなくなります。

仕事に集中しやすくなるので、小さなお子さんがいる場合には、特にヘッドセットがおすすめです。

WEB会議/打ち合わせの時間をずらす工夫

3つ目は「WEB会議の時間をずらす」工夫です。テレワーク中の悩みのタネの1つが、ハウリングです。同じ空間でWEB会議をすると、高い確率で起きます。

ハウリングすると、会話しづらく、スムーズに打ち合わせや会議ができなくなります。職場なら難なくできたことが、テレワークによってこれまで通りにできなくなり、イライラする人もいることでしょう。

たとえハウリングしなかったとしても、同じ時間帯にWEB会議や打ち合わせが入れば、会話主の声が聞き取りにくくなり、ストレスを生みます。何度も聞き返しをすれば、会話している相手もうんざりし、関係がぎくしゃくするかもしれません。

もしあなたがリーダー職や中間管理職などで裁量があるのなら、家族の打ち合わせの時間となるべくずらして設定しましょう。時間帯が変わるだけでもハウリングや聞きづらい悩みを減らし、業務上の負担やストレスを感じるシーンが激減します。

悩みを共有して解決へ!家族会議での話し合い

4つ目は「家族会議での話し合い」です。家族それぞれがテレワークになれば、あなただけでなく、一緒に暮らす家族もそれぞれ不満やストレスを抱えているものです。

互いに在宅勤務しているはずなのに、夫は従来通りに仕事し、妻だけが家事をしながら仕事をこなす場合には、家事のアンバランスから夫婦喧嘩やトラブルが起きるは当然でしょう。さらに子どもがいる家庭は、育児の負担も加わり、さらなる溝を生みます。

それにもかかわらず、見て見ぬふりやテレワークで仕事に集中できないと嘆きをすれば、我慢が多いほうが爆発をし、喧嘩から離婚の話題へと発展するリスクもあります。

なるべく夫婦ともに機嫌が良いときを選んで、お互いの困りごとや不満を共有し、解決法を模索しましょう。

お互いに主張を冷静に聞くことで、家事代行サービスで仕事と家事の両立の負担を減らせたり、ワークスペースを設置して集中できたり、根本的な解決にも近づけます。

まとめ

家族がいる状態でテレワークに励むのは、集中できない悩みや家事との両立などの悩みを生みます。しかし、自分一人で抱えては何も解決しません。ぜひ家族会議をかけて調整をしましょう。

ワークスペースを分けたり、家事バランスを見直したりなど、家族全員が幸せになる形で調整できると、より仕事しやすくなるはずです。