甘酒は日本の伝統的な飲み物のひとつで「飲む点滴」ともいわれるほど栄養価の高い飲料です。正月に飲むイメージがありますが、近年は健康志向の高まりから、普段から飲むという方も多くなってきました。今回は甘酒の種類や栄養効果、おすすめレシピを管理栄養士が紹介します。
甘酒の種類
甘酒には、大きく分けて「酒粕甘酒」と「米麹甘酒」の2種類があります。
酒粕甘酒
酒粕を原料とする甘酒です。酒粕はお酒を作るときにでる搾りカスなので、アルコール成分が微量ですが含まれています。この酒粕に水を加えて作るのが酒粕甘酒で、お祭りなどで出される甘酒の大半はこの酒粕甘酒です。
米麹甘酒
米麹を原料とする甘酒です。ノンアルコールなので、小さいお子様や妊娠中の方、授乳中の方でも安心して飲むことができるのが最大の魅力。ブドウ糖が豊富に含まれているので、「飲む点滴」といわれる甘酒はこちらを指します。
甘酒の栄養、効能
甘酒は名の通り甘い飲み物。甘酒にはブドウ糖、ビタミンB群、食物繊維、オリゴ糖などの栄養素がたっぷり詰まっています。そのため、疲労回復やアンチエイジング、便秘予防などに効果が期待できます。美容や健康に効果が期待できる甘酒はまさに「飲む点滴」!
甘酒おすすめレシピ
日頃から甘酒を試してみようと思った方は、是非下記のレシピを参考に甘酒を楽しんでみてくださいね。
甘酒
https://www.ikedayamiso.com/html/page3.html
出典:池田屋醸造
市販の甘酒は添加物が気になるという方は、甘酒から手作りしてみませんか?ステンレスボトルや炊飯器で作るタイプもあるので。お好みに合わせた甘酒を作ることができますよ。
甘酒チャイ
https://erecipe.woman.excite.co.jp/detail/9120b625036697c5c8513b63703b9c63.html
出典:E・レシピ
身体の内からポカポカになる甘酒チャイのレシピ。作り方もシンプルで簡単なので、手軽に作ることができます。チャイの香りに癒されること間違いなしのホットドリンクです。
グラノーラでザクザク♪飲める甘酒チーズケーキ
https://oceans-nadia.com/user/260624/recipe/443553
出典:Nadia
飲める甘酒チーズケーキは、たった20分で作れるおやつになっています。オーブン不要で作れるのが嬉しいポイント。とろりと口の中で溶けるチーズケーキと、上にかかったザクザク食感のグラノーラがクセになります。
チーズ甘酒簡単リゾット
https://www.morinaga.co.jp/recipe/detail/1172
出典:森永製菓
チーズと甘酒のコクが詰まった簡単リゾット。工程も材料を入れて電子レンジで温めるだけでできるので、忙しい方でもあっという間にできてしまいます。仕上げに黒こしょうをかければ少しスパイシーにアクセントがかかります。
彩り野菜の甘酒マリネサラダ
https://oceans-nadia.com/user/14762/recipe/442128
出典:Nadia
彩り豊かな甘酒を使ったマリネサラダのレシピです。普段の食卓にも、パーティー料理としても活躍します。お好みの野菜で作れるのが嬉しいサラダになっています。
\お肉を柔らかく仕上げる/簡単ポークジンジャー
https://oceans-nadia.com/user/179815/recipe/432230
出典:Nadia
甘酒にはお肉を柔らかく仕上げてくれる成分が入っています。そのため、パサパサになってしまいがちなポークソテーがしっとり柔らかく仕上がりますよ。火加減に気を付けて調理するのがポイント。
炊飯器で驚く柔らかさ!《ホロホロ豚肉とお豆の塩煮込み》
https://oceans-nadia.com/user/179815/recipe/441064
出典:Nadia
甘酒で豚肉を柔らかく仕上げる煮込みレシピ。ホロホロなので小さなお子様でも安心して食べさせることができます。
甘酒豆花
出典:ふたりごはん
大人気のスイーツ、豆花(トーファ)を甘酒で作ってみませんか。シンプルに甘酒と豆乳とゼラチンだけで作れるのでやさしい味わいが特徴です。
いかがでしたか?毎日甘酒を飲むのは飽きる・・という方でもアレンジ方法を知っておけば続けられることができます。美容や健康のために、甘酒を日々の食事に取り入れてみませんか?