セルフケア

マヌカハニーの栄養素と正しい選び方、おいしいレシピを紹介

はちみつよりも栄養価の高いマヌカハニー。ニュージーランドのごく一部の地域にしか自生しないマヌカの木に咲く花から採れたはちみつのことをいいます。このマヌカハニーには、栄養価の高い成分があります。今回は、管理栄養士がマヌカハニーの栄養素や正しい選び方、マヌカハニーを使ったおすすめレシピをたくさん紹介していきます。

マヌカハニーとは

マヌカハニーとは、マヌカの木の花から採れるはちみつのことで、ニュージーランドでしか採取することのできない希少価値の高いはちみつです。マヌカハニーはミネラルや多くのフラボノイド、ビタミンB群やビタミンCなど数多くの栄養成分を含む、スーパーフードのひとつ。マヌカは、シュージーランドの先住民であるマオリ族の言葉で「癒しの木」や「復活の木」という意味です。昔から病気の治療に使用されているくらい、栄養価がとても高い植物です。

なかでも、メチルグリオキサール(MGO)という成分は、マヌカハニー特有の栄養成分で、高い殺菌作用や整腸作用があります。

マヌカハニーの正しい選び方

栄養価の高いマヌカハニーは、品質が大事。ニュージーランドでは、厳しい基準を設けてマヌカハニーの品質管理が行われています。ここからは、マヌカハニーの選ぶ時の認証マークや数値の見方、正しい選び方を解説します。

UMF(ユニーク・マヌカ・ファクター)

UMF(ユニーク・マヌカ・ファクター)とは、ニュージーランド産のマヌカハニーの品質と純度を評価する基準の証明で、ニュージーランド政府公認である証です。数値で5+から25+まであり、UMF10+以上のものは、医療用としても効果が認められています。

MGO(メチルグリオキサール)

MGO(メチルグリオキサール)とは、マヌカハニー1kgあたりに含まれているメチルグリオキサールの含有量を示す指標です。数字が高いほど、多く含有されています。UMF10+がMGO263+に相当します。

MGS(モランゴールドスタンダード)

マヌカハニーを広めたピーター・モラン教授が提唱した指標。ニュージーランド公式活性基準のひとつで、UMFとほぼ変わらない数値で示します。

モノフローラル

ニュージーランド政府が制定した制度で、2018年にできた比較的新しい制度です。これは、DNA検査でマヌカ以外の一切蜜を含まないモノフローラルのマヌカハニーである証。マヌカ以外の花の蜜を含む場合は、マルチフローラルマヌカハニーとよばれます。

おすすめレシピ

マヌカ蜂蜜で作る♪照り焼き豚こまハニーボール

https://www.3838.com/honey/recipe/item/269/

出典:山田養蜂場

美味しそうな照りが食欲をそそります。お弁当のおかずや食卓のメインにも活躍してくれるレシピです。最後の仕上げでからめる追いマヌカハニーで、美味しそうな香りがさらに広がります。

マヌカハニーとレモンが香るグラノーラバー

https://beeme.jp/manuka-honey/recipe/granola_bar.html

出典:BeeMe

マヌカハニーの濃厚な味わい深さとレモンの爽やかな味のアクセントを楽しむことができるグラノーラバーです。大量に作って、冷蔵庫に常備しておくのがおすすめだそう。忙しい朝や小腹が空いた時の強い味方になってくれます。

マヌカハニーのデトックスソーダ

https://www.meidi-ya.co.jp/recipe/food54.html

出典:明治屋

身体を内側からキレイにしてくれるデトックスソーダ。冷蔵庫で1週間日持ちもするので、多めに作って毎日の習慣にいれてみるのもおすすめです。レモンスライスはない場合は、他の柑橘やフルーツに代えてもおいしくいただけますよ。さまざまなアレンジを楽しんでみてください。

マヌカレモンのハチの巣チーズケーキ

https://tcn-ec.co.jp/recipe/hathi-no-su-cheesecake/

出典: 株式会社TCN

見た目からもはちみつの良い香りが想像できるレシピ。ハチの巣模様がかわいく、パーティーなどでも活躍してくれます。チーズケーキのコクに、マヌカレモンの爽やかさがぴったり合う、たくさん食べたくなってしまうケーキです。

マヌカハニーのほうれん草ごま和え

https://www.myhoneyjapan.com/journal/2022/03/28/recipe-26/

出典:MYHONEY

副菜にもマヌカハニーを使ってみませんか。砂糖の代わりに使うことで砂糖には入っていない栄養成分を補うことができます。マヌカハニーははちみつなので、1歳未満のお子様には与えないようにしましょう。