クリスマスの定番料理といえば、ローストチキンやフライドチキンといった鶏肉を使ったメニュー。ではなぜ、クリスマス料理に鶏肉が使われているかご存知ですか？いわれは所説ありますが、キリスト教の信仰が深いアメリカでイエス・キリストの誕生日であるクリスマスに特別なご馳走が出されていたことが有力とされています。その時のご馳走として出されていたのが七面鳥。しかし日本では、七面鳥は馴染みがなかったので、鶏肉が使われたといわれています。
今回は、鶏肉の部位別の栄養やおすすめのクリスマスチキンレシピを管理栄養士が紹介します。
鶏肉の栄養
身近な食品で毎日食べているという方も多い鶏肉。使用頻度が高いからこそ、栄養について知っておくと便利です。今回は鶏肉の栄養を、もも肉、むね肉、ささみ、手羽、砂肝の部位別で紹介します。
もも肉
唐揚げやカレーの具として活躍するもも肉。ジューシーでコクがあるので、好きな方も多いのではないでしょうか。もも肉には、鉄が多く含まれています。鉄は身体中に酸素を運ぶ赤血球を作るために必要不可欠な栄養成分です。貧血予防としても効果が期待できます。
むね肉
鶏ハムなどによく使われる部位で、食べ応えがありあっさりした味わいが特徴のむね肉。むね肉には良質な睡眠へと導く効果の期待ができるトリプトファンが豊富に含まれています。トリプトファンは必須アミノ酸のひとつで、夜になると睡眠を促すメラトニンに代わり睡眠の質をあげるはたらきがあります。
ささみ
ささみは鶏肉の中で、たんぱく質が最も多く含まれている部位で、トレーニングやダイエットをしている方がよく食べているお肉です。たんぱく質は、身体を作るためには欠かすことのできない栄養素。筋肉や皮膚の健康を保つ大切な栄養素のひとつです。
手羽
手羽元や手羽先は煮込み料理や揚げ物など幅広い料理に使える部位。手羽には、コラーゲンが豊富に含まれています。コラーゲンは美肌を保つために必要な栄養素です。肌のツヤやハリを保ちたい人におすすめの部位。
砂肝
コリコリしていて焼き鳥などでよく使われている砂肝。独特な食感から好き嫌いが分かれる部位でもあります。砂肝には亜鉛が豊富に含まれています。亜鉛はたんぱく質の合成に関わる栄養素のひとつです。さらに味覚を正常にしたり、免疫力をあげてくれるはたらきがあります。
クリスマスのおすすめチキンレシピ
ローストチキン
https://www.lettuceclub.net/recipe/dish/28700/
出典：レタス倶楽部
外はカリッ、中はジューシーな味わいで食卓に出せば盛り上がること間違いなしの人気レシピ。丁寧に作り上げるからこそ、より美味しくいただけますよね。賑やかなクリスマスパーティーを飾る一品として大活躍。
ロールチキン
https://www.kikkoman.co.jp/homecook/search/recipe/00000674/index.html
出典：キッコーマン
彩り鮮やかで心も踊るクリスマスメニュー。野菜もたっぷりとれるので、お子様がいるご家庭にオススメな一品です。
クリスマスのごちそう！ローストチキンオレンジソースがけ
https://erecipe.woman.excite.co.jp/detail/d59e3494b8176a868cc39cda635f90a8.html
出典：E・レシピ
甘酸っぱいオレンジソースが食欲をかきたてます。おもてなし料理としても活躍。お子様も喜ぶ味わいです。
鶏のコンフィ
https://www.kikkoman.co.jp/homecook/search/recipe/00006217/index.html
出典：キッコーマン
やみつきになるチキンの味わい。オーブンで焼くだけなので、焼いてる間に他のクリスマス料理も作れます。
和風クリスピーチキン
https://erecipe.woman.excite.co.jp/detail/c5aadaad6f42241c1b2c292acaaed5dc.html
出典：E・レシピ
定番のクリスピーチキンを和風にアレンジ。お酒にも合うので、夜の晩酌のお供に大人の時間も過ごせます。
冷凍パイシートで簡単！チキンパイ
https://oceans-nadia.com/user/130197/recipe/403481
出典：Nadia
サクサクジューシーなチキンパイが、冷凍パイシートで簡単に作れます。みんなで作るのも楽しいです。
ホワイトソースのローストチキン
https://erecipe.woman.excite.co.jp/detail/1a287d635d60f50795c171f7f37e7819.html
出典：E・レシピ
ローストチキンにやさしいホワイトソースの味わいが合います。ほっと身体も温まりそうな一品です。余ったホワイトソースはバケットとの相性も抜群。
