お正月に食べる食品として、王道であるお餅。焼いて甘醤油につけたり、おしるこにいれたりして、さまざまなアレンジがきく食品でもあります。今回は、お餅の栄養効果や一緒に食べると美味しい食材、さまざまなアレンジレシピを管理栄養士が紹介します。
お餅の栄養効果
腹持ちの良いお餅。ここからはお餅にどのような栄養効果があるか紹介します。
腹持ちが良い
お餅の原料であるもち米にはアミロペクチンが豊富です。アミロペクチンとは、お米を炊いた時にできるネバネバ成分のこと。消化されにくく消化もされにくいため、白米よりも腹持ちが良くなります。またもちもちとした食感から自然と咀嚼回数も増えるため、満腹中枢を刺激してくれる効果も期待できます。
実は肥満予防してくれる
お餅にはパントテン酸が含まれています。パントテン酸は、たんぱく質や脂質、糖質をエネルギーに変換するために分解してくれる栄養成分です。そのため、脂肪の蓄積を予防してくれます。一見、食べすぎると太るというイメージのお餅。実は肥満を予防してくれる効果が期待できるのは嬉しいですよね。
食べるならコレと一緒に!おすすめ食材
お正月になるとよく食べるお餅。いつも同じ食べ方をしていると飽きてしまいますよね。ここではお餅を一緒に食べるときにおすすめな食材を紹介します。
・きなこ
・甘醤油
・海苔
・あんこ
・チーズ
・明太子
・ごま
・ずんだ
・大根おろし
なかでも大根おろしは、二日酔いの方にお餅と合わせて食べてほしい食材。アルコールの分解を助けてくれるので、年末年始で飲みすぎてしまったらこの組み合わせを試してみてくださいね。
お餅アレンジレシピ
あべかわ餅
https://www.kikkoman.co.jp/homecook/search/recipe/00006023/index.html
出典:キッコーマン
まずは代表的な食べ方で。お餅を思う存分楽しめるレシピ。甘いきなこで子供から大人まで大好きな味わいになっています。
ごま味噌もち
https://www.satosyokuhin.co.jp/recipe/recipe_ricecake/recipe_ricecake01_1355.html
出典:サトウ食品
やさしいごま味噌のたれがクセになります。おやつにも、朝食にもぴったりです。
焼き餅のおろし和え
https://www.kikkoman.co.jp/homecook/search/recipe/00006024/index.html
出典:キッコーマン
二日酔いの方におすすめの一品。年末年始で飲みすぎてしまった身体を労わってくれます。仕事が始まる前の日に食べたくなりますね。
お餅ピザ
https://park.ajinomoto.co.jp/recipe/card/710572/
出典:味の素
お正月にお餅を使ってピザパーティをしませんか?みんなで作れば盛り上がり、ママも楽出来るので一石二鳥です。
手作りずんだ餅
https://www.sirogohan.com/recipe/zunda/
出典:白ごはん.com
丁寧に作る、ずんだ餅のレシピ。ほっとあたたかいずんだ餅も格別に美味しいです。枝豆が旬の夏にも食べたくなる一品。
チーズ餅巾着
https://erecipe.woman.excite.co.jp/detail/77b3ef53b758a7d7fa442bf018cf8ca0.html
出典:E・レシピ
身体も温まるおでんに、チーズ餅巾着で満足感もアップします。中にはチーズとソーセージが入っているので、こどもにも大人気。
【とろけるおいしさ】家族大絶賛☆明太もちチーズの焼きリゾット
https://oceans-nadia.com/user/361984/recipe/449275
出典:Nadia
やさしい味わいの中にピリッと効いた明太子のアクセントがひかります。お米の代わりにオートミールを使っているので、ヘルシーです。
よもぎ餅のバター焼き
https://erecipe.woman.excite.co.jp/detail/b44d82c03984a320ba972fbbe9fca5ea.html
出典:E・レシピ
普通のお餅に飽きたらよもぎ餅に。ふんわり香るよもぎとバターの香りで食欲もわいてくる一品です。
いかがでしたか?袋で買ってしまうと余りがちなお餅も、アレンジの方法を知っていると飽きずに食べられますね。今年のお正月はお餅のアレンジレシピでひと味違ったお餅を堪能しましょう。