フィーチャーフォン中心の時代にメディアレップとして創業した株式会社アップデイト様。社会がスマートフォンやPC中心へと遷移するなか、総合的なインターネット広告代理店として、ますます活躍の場を広げておられます。今回は常務取締役の村上様に『ラフールサーベイ』導入の経緯とその活用、今後の展望について伺いました。

テレワーク下でなくてはならないのが『ラフールサーベイ』

― 『ラフールサーベイ』導入の経緯をお聞かせください。

新型コロナウイルスの影響で、当社も去年の2月からテレワーク中心の業務に切り替わりました。しかし、社員の顔が見えないということで、未だコミュニケーションが取りづらい状態が続いています。家にこもっていることから生じるストレスもあり、社員からも「出社したい」「仕事がやりづらい」という声があがるようになりました。なんとかしたいと考えた時、『ラフールサーベイ』をご紹介いただきました。

― このようなサーベイツールのご利用は初めてですか?

何年か前に、似たようなツールを導入しようかと話にあがったことはありましたが、費用が高かったこともあり導入に至りませんでした。それに、テレワーク導入前は社員の顔が見えていましたし、面談で悩みを聞くことができていたため、正直必要性を感じていなかったということもあります。

ところが、いざテレワークが始まると、画面越しの面談ではなかなか本音を聞き出せないことが分かりました。テレワーク下でのストレスケアをなんとかしたい、社員の状態把握をしたいということで『ラフールサーベイ』の導入を急いだわけです。今ではテレワーク下においてなくてはならないツールですね。

経営側も社員自身も、サーベイで気づくことができれば対策をうてる

― 『ラフールサーベイ』を実際にご利用してみていかがですか?

『ラフールサーベイ』は、社員のメンタル・フィジカルなどの度合いなどが一目で分かりますから、とても使いやすく大変助かっています。私自身こういったツールというのは、分かりやすさが非常に大事だと思っていますが、御社のサービスはどれもインターフェイスがしっかりしていて、とても見やすいですね。

『ラフールサーベイ』を導入したことで、社員の内面の状態が見えてきました。「一見元気そうに見えても、実はストレス抱えているということが分かった」という事例もあります。

面談だけではなかなかくみ取れなかった部分が見える化されたことはとてもよかったですね。これをもとに、一人に任せていた業務を分散するなど、状況に応じた対策が取れるようになりました。

また、メンバー自身の気づきもあったようです。「自分では認識していなかったけれど、サーベイの質問に回答し、自身の結果を見たところ、気づかぬうちにストレスをためていた」そんな声があがってきています。また「『ラフールサーベイ』を回答した後は、結果やアドバイスコメントなどを意識して業務に取り組むようになった。曖昧な悩みや課題が明確になり、対策をしやすくなった」と話す社員もいました。

定期的にサーベイの質問に対して回答していく中で、自分自身のことを振り返ることができます。その結果、ストレスをためないよう心掛けるようにもなり、導入の効果が表れていると実感しています。

― 御社は全体的に非常に高い結果が出ています。会社として何か取り組んでいることはありますか?

当社は平均年齢が27歳と若く、ひとり暮らしの社員が多いです。おまけにテレワークで、仕事でも雑談がしにくい状況になっている。どうしてもストレスが溜まりやすい環境です。

そこを解消するという意味で、今はZoomでフリー部屋を設ける取り組みをしています。そこは社員が自由に話せる場で、もちろん仕事以外の話も推奨しています。

朝礼の担当者がその部屋を立ち上げ、朝の決まった時間帯に自由に入って雑談ができるようになっています。1日に社員の半分ぐらいが利用しているようで、私もプレッシャーにならない程度に顔を出しています。こういった取り組みの積み重ねが、効果をあげているのかもしれませんね。

『ラフールサーベイ』をマネージャー育成にも活用したい

― どのように組織にしていきたいか、今後の展望を『ラフールサーベイ』の活用も含めて伺いたいと思います。

いま一番意識しているのはマネジメント力を上げるというところです。来期に向けてマネージャーや部長を増やしていく計画ですが、その育成をするにあたって『ラフールサーベイ』を活用していきたいと考えています。

チームのサーベイの結果がよければ、それは良いマネジメントができているということ。サーベイの結果が低いときは「マネジメントに何か問題があるのではないか」「メンバーがストレスを抱えているから、指導法を変えてみては」といったように、マネジメントの仕方を検証していくこともできます。

マネージャー以上のレイヤー人材をたくさん作るという点が、今の当社の課題です。マネージャー育成のためのツールとしても、ラフールサーベイは適していると思いますので、今後とも上手く活用していきたいです。