リファラル採用の活性化をクラウドで支援する株式会社リフカム様。『Refcome(リフカム)』と、スタートアップ向けの『Refcome Teams(リフカムチームズ)』という、2つのサービスのの開発・運営を行っています。リファラル採用市場をリードするリフカム様が『ラフールサーベイ』を選んだ目的は何か。組織開発の礎(いしずえ)さまに、リフカム流の活用法と、1年間利用してのご感想などを伺いました。

シンプルで長期的に活用できるところが、イメージにピッタリ

 『ラフールサーベイ』を導入されたきっかけを教えてください。

当社はもともとエンゲージメントについて『Refcome Engage』というサービスを運営しており、自社でも使っていました。ただ、中の人間は作っている側なので、どういう回答をすればどんなスコアが出るかが分かってしまう。なので、やっていて面白くないんですよね(笑)。ですから「外部のシステムを入れたい、でも、あまり欲張ったことをして社員に負担はかけたくない」そう考えていました。

そんな中、ラフールさんにご提案をいただく機会があり、『ラフールサーベイ』はシンプルでとても使いやすそうでしたし、ストレスチェック機能も備わっているということで、現在は社員数20名ほどですが、今後の事業規模拡大を控え社員数も増えていきますので、長期的に活用できるイメージが湧きました。

― 主にどのような用途で『ラフールサーベイ』を利用されていますか?

主な目的は、社員の”自己認知”です。そのため、『ディープサーベイ』『ショートサーベイ』2種類あるサーベイのうち、19項目に答える『ショートサーベイ』をメインに利用しています。『ショートサーベイ』は「ちゃんと眠れているか」「会社の仕事量は重すぎないか」など、シンプルな質問で構成されていて、月に1度社員に回答してもらうよう案内しています。月に1度回答していくだけでも、定期的に自分を振り返ることができます。普段そういう機会って、なかなかないんですよね。振り返ってみたときに「そういえばあまり寝てないな。だから最近何か仕事中もぼーっとしてしまうのか」と、自分自身で気がつきます。そんな”自己認知”の向上のため、『ショートサーベイ』を利用していますね。

また、『ディープサーベイ』は半年に1回のペースで実施しています。『ディープサーベイ』は141項目あるので、社員の心身の健康状況、エンゲージメント、衛生要因をはじめ、会社としての傾向や変化をしっかりつかむことができますので、用途に応じて使い分けています。

パフォーマンスが悪い原因がどこにあるのか、察知しやすいのが利点

― 『ラフールサーベイ』で良いと思う点はどこですか?

メインで利用している『ショートサーベイ』は、メンタル・フィジカル・エンゲージメントの3つの項目の点数が表示されます。変化の起こりやすい3つの項目のため、社員一人一人の好不調の原因がなにかの予測が立てられるんです。エンゲージメントが高いのにパフォーマンスが出ていない社員は「家庭や副業が忙しいのかな」とか、逆にフィジカルが低くてメンタルとエンゲージメントが高い場合は「身体は無理をしているけど本人は気付いてないのかも?」といったところが見えてくる。私は他のサーベイツールを使った経験もあるのですが、『ショートサーベイ』はとても利用しやすいですね。

社員が悩んでいることに対して、プライベートな問題なのか会社での問題なのかの切り分けがしやすいのもメリットです。家庭内で原因がある場合など、どうしても会社として関わることができない部分もありますから。

― 導入いただいて1年ぐらいですが、組織として変化を感じられる部分はありますか

社員にアンケートを取ったところ、約8割が「ラフールサーベイが”自己認知”の機会になっている」と回答してくれました。

サーベイの結果が管理者にも回答者にも、分かりやすい形でフィードバックされるようになりましよね。サーベイ回答後に結果が出た際、「もしよかったら見てね」と、私の結果をオープンにしてみました。すると「私も全然眠れていない」「今そんな忙しい感じなの?」と、『ラフールサーベイ』を通してコミュニケーションがとれたのはとてもよかったですね。

頑張る社員が多いからこそ、外部のツールは必要

― 貴社は福利厚生に満足されている社員さんがとても多いですね。

フルフレックスでコアタイムを設けていないので、とても働きやすい環境なのだと思います。元々厳しい環境で働いてきたメンバーが多いので、欲張る人が少ない気がしています。スタートアップは最初から完璧な制度や環境を用意することは難しいので、何事も会社に求めるのではなく、それぞれが考えて動く、それが風土として根付いています。育休を取りたい社員が自分で制度を考えて提案してくれたこともありました(笑)。

一般的にはサーベイの結果が出ると、個人に対して何かしてもらえると思ってしまうのかもしれませんが、弊社は何もしないというスタンスです。自分で気付いたら自分で変えるように伝えていますし、それができるメンバーたちなんです。個々人が主体性をもった推進力のある組織でありたいですからね。

― コロナ禍の影響でフルリモートワークになってからはいかがですか?

コミュニケーションが取りづらくならないよう、従来のZoomやSlackでのやり取りに加え、顔を見ずにすぐ話せるDiscordも使うようにしました。また、エンジニアメンバーは全員がオンラインで集まって雑談だけをする時間をつくったり、社員同士でゲームを企画したり、いろいろと考えて取り組んでいます。

ただ、家族を持つ社員は、やはり子どもとの時間を優先して寝る時間を削ってしまったり、パートナーとの生活リズムがあわなかったりと、会社が見えないところで頑張りすぎてメンタルやフィジカルに不調が出ている社員は少なからずいると思います。普段のコミュニケーションが難しくなっている中、第三者に話ができる電話相談サービスなどは今後活用していきたいです。

― 今後の展望や組織をどのようにしていきたいかをお聞かせください

 今は事業を拡大していくことに注力すべきフェーズ。メンバーには外部のさまざまなサービスを上手に利用して、さらにパフォーマンスを上げていってほしいと考えています。私自身『ラフールサーベイ』の今後の機能追加やリニューアルにも期待しています。